2009/08/07 (Fri) 02:38 日乱＋一織なSS（作成途中）

破面編が終わったらちょこっと横道に逸れた小話的なのちょこちょこやってほしいなあ…
一護と織姫と乱菊さんとひつんってメンバーどうよ？
４人でコメディでカプフィルターかけたら萌えもあるぜー的なのどうよ？
…なんて、もしょもしょ妄想してたんですけど、しょせん妄想なので、じゃあ妄想を文にしてみるか！と、昼休みに勢いで冒頭部分だけガーッと書いちゃいました。
携帯でガーッと。ポチポチポチッと。

どうせ同人でやるなら「公式でもこのくらいならやってくれるかも…」というライン取っ払って萌えのままに書いてしまおうと、そんな感じにはっちゃけ気味。

この話を最後まで全部書き上げ（るかどうか分からないけど書き上げ）たら、きちんとFanfictionの方へUPします。


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（日乱の、というか乱菊さんのノリがあねどきちっくな気がしなくもない。）

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「まさかお二人がそんな関係だったとは…」

目の前のバカップルは俺の顔を見るなり目を丸くし、口を揃えてそんなセリフを吐きやがった。
おい、こら、松本。こいつらに一体何言ったんだ…





数日前、このくそふざけた部下から「現世に遊びに行きましょう」と誘われた。

「隊長、いつなら暇ですか？」
なんて聞いてきたのはこいつなりの気遣いなんだろうが、俺はまだ行くなんて言ってない。
行く亊は最初からの決定事項なんだな。
問題はいつ行くかってだけなんだな…

「……今度の日曜。」
別に暇でもねーけど。
隊長副隊長揃って仕事抜けれそうっていったらその日くらいか。

「今度の日曜ですね！やったぁ、決まりー！じゃあ隊長、ゆーびきーりげー…」
「しねーよ！ガキじゃあるまいし！！」
「えー…」
何だ、その「ガキじゃないですか」とでも言いたげなむくれた顔は。

「そもそも、なんでいきなり現世なんだ。」
「えー…っとぉ」
「………」
「織姫が、一緒に遊びましょ、って。」
「井上が？」
「そうそ、隊長だって会いたいでしょ！一緒に遊びたいですよね！」
「いや、別に…どっちでも…」
会いたくないわけじゃ決してないが、だからって積極的に会いに行きたいってほどの思い入れもねーんだけど。

「あ、隊長冷たーい！一時期は家族だったじゃないですか！あたしたちの可愛い娘じゃないですかー」
「単なる元同居人で元大家だろうが。確かに世話にはなったが。」
つか、最後の一言は何だ…

「あたしは会いたいんです。愛しい娘に。」
まだ言うか。泣き真似もやめろ。

「だから行くっつってんだろうが！」
「じゃあ指切り。」
ぬっと差し出されたその小指を…取らなかったらブーブー言うんだろう。
言っとくけど、掛け声的なもんはお前一人でやれよな。


「はい、指切ったー。じゃ、隊長、織姫と一護はあたしが確保しときますから！日曜日、絶対ですよ。」
そう言って手を振り、松本は立ち去っていった。

おい、お前さっきは井上に誘われたって言ってなかったか？
そんで黒崎もいるのかよ。
って、俺はこの数分間に一体何回頭の中でお前にツッコミ入れたんだ…








そして今日がその日曜日。

松本に捕獲…じゃねえ、確保された二人にこうしてつい今しがた再会したわけだが。
お前らの言う「そんな関係」ってどんな関係だ。

「松本。」
「はい？」
「このバカップルに俺の事何て言って説明した…？」
「ああ、それは…」

「ちょっと待て、冬獅郎。誰と誰がバカップルだ。」
と、話に割り込んで来たのは黒崎。

「バカとバカがくっついてんだからバカップルで良いだろ。それより松本…」

「なんだと」とかなんとか横で黒崎が抗議しているが、そっちは井上に任す。
で、何て言ったんだ松本。

「だからぁ、こっちも連れて行くからって言いました。」
「俺を？」
「ええ。」
「『そんな関係』ってのは心あたりあるか？」
「ああ、今日はタブルデートなんで。」
つまり「彼氏連れていく」っつったのか。違うぞ、俺は。

「そこで何で俺…」
「だから『行く末を固く契った仲のヒトを連れていくから』って言いました。」

…は？
何……
行く末を？
固くちぎっ………？


「ま、…松本ーーー！！！」




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（つづく。たぶん。）